仕事とプライベートで着物を楽しむ+α
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いつも初級コースの座学でお話しているフォーマルとカジュアルのこと

今日は稀に見るまじめな投稿です。(笑)かなりの長文しかも改行少なめなので、読みづらいとおもいますがしばしお付き合いください。

 

先日参加した「全国つくりべの会」では着物を着る立場から一言コメントさせていただきました。

まず、「どんな商品が欲しいのか。」ざっくりした質問でしたが、普段着着物を着ている立場から私もざっくりと「幅広く楽しめるものを」と答えました。今回は博多での開催だったので、主に帯に特化したお話になったのですが、具体的に例を挙げると、簡単に言えば2通り、3通り、4通りと楽しめる帯。分かりやすいのはリバーシブル帯。

やはり洋服に比べて価格が高くなる帯だけど、その分流行を問わずに長く着用できる。ただ、いくら使い回しのきくデザインに優れた帯であっても、さすがに何十年使ってくると多少飽きも出てくると思う。しかし、その帯がリバーシブルで柄が変わったり、巻く方向で色が変わったりすると、単純に4本分楽しめるというわけで。

そんな帯があると2本目の帯を買わないやん。ってことになりそうだけど、きっとそんな魅力的な帯だったら、例えば色違いや柄違いで欲しくなるはず!と思うのです。

2つ目の質問の内容は忘れてしまったけど、お話したことは新しい芽を摘まず、温かい目で見守って欲しいということ。まず、フォーマルとカジュアルで考えかたが変わるんだけど、フォーマルはやはり誰かのために装うものだと思うので、ある程度はルールに則った装いであることが必要だと思う。

しかし、カジュアルの場合はどうかと言うと、先日の読売新聞の取材でも答えたことだけど、記者の方から「着物を着る上でここだけは外しちゃダメってところありますか?」と聞かれ、「衿合わせだけ間違えなければあとは多少どこかがどうなってても大丈夫です。」と答えました。細かいことを言えばキリがないと思ったけど、一言だけ伝えると記者の方から「肩の荷がおりました。」言ってもらえました。

 



結局そういうことなんだと思います。洋服を着てて、知らない人から「あなた、着かたがおかしいわよ。」とか言われないのに、着物を着たとたん知らない人から注意されたりするのはすごく違和感を感じる。(褒めていただくのは大歓迎!)なぜかそう言われる方に限って日ごろ着物を着てない人が多い。(笑)

おそらく日常的に着物を楽しんでいる人はそんなこと言わないと思うんです。きっと温かい目で見守っててくれる。もっと柔らかい方は「そんな着こなしもあるのね。」と褒めてくれる。結局、普段着の着物ってファッションなので、着こなしなんていろいろ楽しんでいいと思う。

今の考え方で着物を着るようになったのって戦後70年の話で、その前にはもっと自由であった時代の方が長い歴史があり、時代に応じて着かたを含めたデザインやスタイルが変わってきたわけなので、おそらく今後も時代の流れに沿って変わっていくものなんだと思う。

スタイリングや着る手順もいろいろ。正統派な着こなしが好きな方、モードっぽい着かたが好きな方がいるだろうし、着物を着る手順に関しても、なるべくさっと簡単に着たい方、時間をかけて着たい方、いろいろだと思う。それも選択肢の一つなので、まず「こんな選択肢があるんですよ。」ってことを伝えるのが着物屋さんや着付け教室の役割だと思ってます。一つの型しか提示しなくて、その型の中に押し込めようとするからおかしなことになるんだよー。

どの場合でも言えることなんだけど、まずは基本の型を知ってそこから自由に着物を楽しんでもらえればと思います。基本を知るとアレンジも怖くない!

 


 

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