仕事とプライベートで着物を楽しむ+α
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襦袢の衿合わせ、着物の衿合わせ、気にしてます?
標記の件、襦袢の衿合わせや着物の衿合わせって何年着物着てても気になるところ。私もはじめのレッスンの時にいつも話してます。

着物は基本的に形はすべて同じ。じゃ、どこで個性を出すかって、もちろん着物や帯の色柄や小物合わせなどのスタイリングはもちろんだけど、もうひとつ「衿合わせ」だと思ってます。

衿合わせの角度や半衿をどこからどれくらいみせるかなど。(他にもいろいろあるけどね。)

で、私が衿合わせで気をつけていることを3つ上げると、まずひとつめは襦袢の衿合わせのポイント。衿合わせをする時は首の付け根の部分と、のどのくぼみの部分に(写真の赤の点)衿の端がきちんとくるように合わせてます。これを守ればぐぐっときっちり感がでます。



次に肩の部分の衿の角度、衿が立ちすぎず、寝すぎず。衿が立つと首が短く見えて、肩巾が広く見えます。衿が寝すぎると首がろくろ首みたいに長く見えるし、これまた肩巾が広く見える。



角度の目安は耳の下〜アゴのラインから肩の端を結ぶラインくらいの角度に合わせるようにしてます。襦袢の角度はあごのライン。



着物のラインは耳の下ライン。



あとは着物の衿合わせの角度、半衿出すのを少なめにすると、着物の衿合わせの位置が上になってしまい、胸の部分の布の量が多くなると胸がでかく見える。(笑)

なので、着物の衿合わせの位置を意図的に少し下げて、胸が広く見えないようにしてます。そうなると必然的に半衿がたっぷりと出る。



そうすると、いつもの私の着姿のできあがりというわけで。こういうことを気にしながら日々着物を着ているので、安定した着姿になっております。

ひとりひとりに合った角度など見つけて行くこともスッキリ着こなすポイントだと思ってますので、そんな相談もレッスンで承ってますよ〜。

で、最初に戻って昨日の着姿(あれ?顔がぱんぱんでやばい。)



CHOKOさんの帯揚に組み合わせ帯締北山W。

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