いくつになっても悩みの補整。まずは補整入れるか入れないかってところから話は始まるのだけど、ここでは私の見解を書きたいと思います。
まず、入れるか入れないかはこれはもう人それぞれ体型が違うので断言はしません。あと、他装or自装、フォーマルorカジュアルによって補整の状況は変わりますので、今回の話は主に自装でカジュアルの場合と思ってください。
それから自装の場合は自分で補整をしなくてはいけないということもあるので、基本自分でできる範囲の補整であることと、必要最小限の補整だと思ってます。
そしてここが一番大切。どのように着姿を見せたいか。またどのように着物を着たいか。すっきり(痩せて・若々しく)見せたい場合はぜひとも補整をオススメしますが(()内は私の願望)前述を希望しなかったり、ゆったりとゆるく着たいと思っているのであれば、補整はしなくてもよいと思います。もうこればかりは好みです。
補整をする場所として胸(和装ブラ含む)、胴、胴(前のみ)、腰と4つの部分に分かれます。
まずどこから見ていくかというと、胸のトップとアンダーの差がどれくらいあるかということ。これはブラのカップサイズになります。カップがA〜Bの方はたぶん和装ブラは必要とせず、ワイヤー無しのソフトカップブラ(ブラトップみたいなもの)でそのままいけるケースが多いです。
カップがC以上の方は基本フラットブラ必須。できれば安価な和装ブラより高機能の和装ブラもしくは抑えるタイプのブラをおすすめします。
そしてカップがA〜Bの方はほぼ胴周りの補整は必要なしでいけます。なぜなら補整をすることによって胴回りの方は太くなる可能性があるから。
C以上の方はブラである程度胸を上に持ち上げて薄くした後、下腹の出かた(←現実問題www)をみて胴回りの補整の幅(タオルが2つ折りなのか三つ折りなのか)と厚み(タオルの量)を決めていきます。
胴回り全体か胴の前のみ(胸の下のみ)かは、正面から見た時のウエストのくびれかたによります。くびれがある方は横にも補整があった方がよいと思います。
そして次は腰の部分。腰が反ってる場合はタオルの向き(縦に使うか、横に使うか)と量(タオルの厚み)を決めます。
なのでMAX補整をするのであれば和装ブラ+胴周り+腰となりますし、MIN補整はなしも補整をしなくてもよいということになります。
ここでやっと本題。私の場合は和装ブラ(フラットブラ)必須。あと、腰も薄いものを入れたほうがよい感じ。問題はウエストを周りをどうするか。ここ数年肉付きがよくなってきているので、確実に胴回りの補整の量は減ってきてました。なので、今シーズン(2019秋)から、今まで入れていた胴回りの補整パッド(幅が15cmくらいで薄手のもの)をやめて、幅が10cmくらいの厚みのある伊達締めに変更してみました。これを繰り返すこと数回...。
実は前回の着姿の胸の部分から帯のすぐ上の部分がすごく気になってまして...。
胸の丸みが強調され、帯上の着物の部分にできたしわが気になる。(特にお太鼓にした時、枕の紐などもあるので余計にしわがでる。)
そんなわけでふたたび胴回りに薄い補整を入れてみた。
同じ下着、襦袢、着物、帯で検証してますが、照明の当たりかたも違うのでちょっと分かりにくいかもしれないけど、胸の丸みが消えた!
あと胴回りに補整することによって下腹との差がなくなるため、帯が下に下がりやすくなる。そうなると余計に胸がスッキリ見えるというダブルの効果。
ま、あくまでも中年太め女性の場合の補整例なので、細身の方や若い方にはあてはまりません。ご承知おきください。www
私の好みとしては丸みをあまり出さない方が好きみたいです。しばらくこれで落ち着きそう。
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