3月3日のインスタライブでお話しした内容のまとめブログです。(ライブのアーカイブはありません...ゴメンね。)
gekkabizinさんより試着用の商品「くノ一ランジェリー」を送ってもらったので、今回しっかりと着て試してみました。
その前に、今いろんなメーカー・ブランドからTシャツ型襦袢が販売されてるということもあり、それの比較もしてみたかったので今回私の知ってる4ブランドのTシャツ型襦袢の仕様比較です。それぞれ特徴がありますので、その中でも自分が死守したいところを重視して比較して見てくださいね。
と、その前にこのTシャツ型襦袢のいいところとは何か?私なりに考えてまました。
- 着るのが簡単(時短)
- 衿合わせが安定している(前も後ろも)
- 着崩れが最小限で済む(前の衿合わせはほぼずれない)
- 紐の数を減らせる
- 布のかさばりを減らせる
ざっとこんなところでしょうか?もはや悪いところは見当たらないわ。www たぶん、悪いところなんてないと思う。ただ、襦袢の衿合わせにこだわりがある人には向いてないのは確か。(例えば衣紋の抜き加減や衿合わせの加減など)
というわけで、以下が仕様の比較表です。他にも比較項目はあると思うけど、気になるところだけ抜き出してます。
まずは着脱方法。これは着物の時にすごく重要だと思う。洋服の時かぶるタイプだと汚す確率アップな私。(フェイスカバーしてても不安)なのでできるだけかぶるタイプは避けたいところ。
私はショートなので気にしなくても大丈夫だけど、ヘアをアップにする人はヘアメイクの前に絶対に着ておかないと後から着られなくなってしまう。(笑)
そう考えると、衿の取り外しができるくノ一ランジェリーやKimono Factory nonoさんの前開きのレディはよいと思うのです。
あと衿芯が必要かどうかもそれぞれなのですが、衿芯を入れないといけないくノ一ランジェリーやSakuSakuPlusさんのふぁんじゅはどちらも専用の衿芯(短いタイプ)を販売されてます。
そして筒袖の襦袢などでもよく聞かれるのお袖問題。そもそもTシャツ型襦袢は普段着用の襦袢として開発しているという経緯もあるので、お袖がないのは私的にはぜんぜんOKなんだけど、どうしてもお袖が欲しい方は着物に付けるって方法もあります。くノ一ランジェリーとふぁんじゅは替え袖を販売されてます。
色展開やサイズ展開、価格はこんな感じです。これはもはやお好みです。
ふぁんじゅとくるりさんのルグランの衿は付け替え式ではないので、その分商品のバリエーションが豊富です。
くノ一ランジェリーがちょっと高く感じてしまうかもしれませんが、和装ブラも一緒になってるのでこの価格だと思えば、あとはもうどの仕様が好みかで選んでもいいかもですね。
しかし、胸にボリュームがある方はくノ一ランジェリーだけのサポートでは心もとない感じなのと、和装ブラ部分の生地が厚くできているので、さらにボリュームアップしてしまうということもあるので、私は和装ブラ機能ナシでもよいかと思いました。
ちなみにどのブランドも着物を着ている方が考えてらっしゃるので、衿の抜き加減や衿合わせの加減は考慮されていると思います。(抜き加減も衿合わせもいわゆる“標準”になります。)
実際に私がくノ一ランジェリーを着てみた写真です。分かりやすいように通常の長襦袢(キモノモダンのワンピ襦袢)と比較してます。
私の場合、長襦袢と半襦袢で若干衿合わせが変わってくるので(長襦袢の方がより標準的な衿合わせになる)ほぼ同じです。(笑)
前の衿合わせはくノ一ランジェリーが少しだけ下がってる感じがします。そして衣紋はくノ一ランジェリーの方が抜けてる気がする。www
たぶん抜けているであろうということなので、前のおはしょりの長さも少しだけ違ってます。
襦袢の衿合わせにストレスを感じている方、Tシャツ型襦袢を試して見るというのもひとつの手段ですよ〜!